「via London」「via email」「via a third party」…。前置詞としての via は「〜を経由して」「〜を使って」というコアイメージを持ちます。via はラテン語の「道」に由来する語で、常に前置詞として使われ、他の品詞の用法はほぼありません。経路(物理的な通過点)、手段・方法(伝達・連絡手段)、間接的な手段・仲介を整理し、例文つきでまとめています。
前置詞 via の本質的なイメージ ― 〜を経由して、〜を使って
via は「ある場所や手段を通り抜けて、目的地や結果にたどり着く」というのが核となるイメージです。物理的に経由地を通る場合も、メールや電話などの手段を使う場合も、人を介して間接的に行う場合も、すべて同じ「経由する」イメージから出ています。
ここから、実際に経由地を通る→経路(via London/via Tokyo)、連絡や伝達の手段を使う→手段・方法(via email/via social media)、人や仕組みを介して行う→間接的な手段・仲介(via a third party/via word of mouth)というように整理できます。
経路(物理的な通過点)を表す via のフレーズ
移動の際に、実際に通る経由地を表すグループです。
We flew to Paris via London.
私たちはロンドン経由でパリへ飛んだ。
They reached the coast via the highway.
彼らは高速道路経由で海岸に着いた。
He entered the building via the back door.
彼は裏口からその建物に入った。
The package was shipped via Tokyo.
その荷物は東京経由で発送された。
手段・方法(伝達・連絡手段)を表す via のフレーズ
情報や連絡を伝える際に使う手段を表すグループです。
Please send the file via email.
そのファイルをメールで送ってください。
The broadcast was transmitted via satellite.
その放送は衛星経由で送信された。
The announcement was made via social media.
その発表はSNSを通じて行われた。
We discussed the plan via video call.
私たちはビデオ通話でその計画について話し合った。
間接的な手段・仲介を表す via のフレーズ
人や仕組みを介して、間接的に何かを行うことを表すグループです。
The payment was made via a third party.
その支払いは第三者を介して行われた。
News of the event spread via word of mouth.
そのイベントの情報は口コミで広まった。
まとめて覚えるコツ
- まず「via=〜を経由して、〜を使って」というイメージだけ覚える
- via には副詞・形容詞などの他の品詞の用法がほぼなく、常に前置詞として使われると覚える
- through と近い意味を持つが、via は「経由地・手段」を指し示す際によく使われると意識する
こうした前置詞句は、文の中では「修飾語(M)」として働きます。前置詞句が英文全体の中でどう位置づけられるか気になる方は、英語5文型の基本もあわせてご覧ください。
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