worm(虫)は/wəːrm/、worth(価値がある)は/wəːrθ/、world(世界)は/wəːrld/。3つとも「wor-」で始まり、同じR付き短母音になります。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
名詞
worm
/wəːrm/R付き短母音
虫(ミミズなど)
形容詞
worth
/wəːrθ/R付き短母音
価値がある
名詞
world
/wəːrld/R付き短母音
世界
聞き比べポイント:worm・worth・worldは、すべて「wor-」で始まり、同じR付き短母音になります。同じ音であることに注目して聞いてみてください。
A worm crawled through the soil.
ミミズが土の中を這っていました。
This book is worth reading.
この本は読む価値があります。
She wants to travel around the world.
彼女は世界中を旅行したいと思っています。
母音字にRが付くと、母音の音が変わります。米国では、R付きの母音を「R-controlled vowel」、またこのR自体を「Bossy R」と呼んだりします。R付きの母音は、R付きをひとまとまりで捉えると分かりやすくなります。
worm・worth・worldは、すべて「wor+子音」という同じ形の綴りです。wの後に続く「or」は、標準のオーr(/ɔːr/)ではなく、例外的にR付き短母音(NURSE母音、/əːr/)になります。この仲間には他にもwork、word、worseなどがあります。
worm・worth・worldのように、「wor-」という綴りが同じルールに従う単語は英語に数多くあります。英語の母音全体をa・e・i・o・uの5文字を軸に体系的に整理して理解したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

