「outside the box」「outside my expertise」「outside the building」…。前置詞としての outside は「〜の外に」というコアイメージを持ちます。副詞の outside(外で遊ぶ、のように単独で使う用法)や、形容詞の outside(an outside chance のような用法)ではなく、outside が名詞(句)を直接とる前置詞用法だけを対象に、物理的な位置、範囲・専門の外、慣用表現を整理し、例文つきでまとめています。
前置詞 outside の本質的なイメージ ― ある境界の外に
outside は「ある境界・範囲の外側に位置する」というのが核となるイメージです。within(内側に)とちょうど反対の関係にあり、物理的な境界だけでなく、専門分野や規範といった目に見えない境界にも同じイメージが使われます。
ここから、建物や部屋という境界の外に→物理的な位置(outside the building/outside the door)、専門や管轄という境界の外に→範囲・専門の外(outside my expertise/outside the scope of)、既成概念という境界の外に→慣用表現(outside the box/outside the norm)、というように意味が広がっていきます。
物理的な位置を表す outside のフレーズ
建物や部屋といった、ある境界の外という物理的な位置を表すグループです。
Please wait outside the building.
建物の外でお待ちください。
He left his shoes outside the door.
彼はドアの外に靴を置いた。
She waited outside the room during the interview.
彼女は面接の間、部屋の外で待っていた。
A bird was singing outside the window.
窓の外で鳥が鳴いていた。
They found a quiet house outside the city.
彼らは街の外に静かな家を見つけた。
範囲・専門の外を表す outside のフレーズ
専門分野や管轄、営業時間といった範囲の外にあることを表すグループです。
That question is outside my expertise.
その質問は私の専門外です。
This case is outside my jurisdiction.
この事件は私の管轄外です。
That topic is outside the scope of this report.
その話題はこの報告書の範囲外です。
The office does not accept calls outside business hours.
そのオフィスは営業時間外の電話には対応していません。
The gang operated outside the law for years.
そのギャングは何年もの間、法の外で活動していた。
慣用表現を表す outside のフレーズ
既成概念や標準という境界から外れた、覚えておきたい慣用表現です。
The team was encouraged to think outside the box.
そのチームは既成概念にとらわれずに考えるよう奨励された。
Traveling alone pushed her outside her comfort zone.
一人旅は彼女を快適な領域の外へと押し出した。
His behavior was clearly outside the norm.
彼の行動は明らかに標準の外れたものだった。
まとめて覚えるコツ
- まず「outside=ある境界の外に」というイメージだけ覚える
- 「内側に」を表す within とセットで確認すると、対比が整理しやすい
- 副詞・形容詞としての outside(let’s play outside/an outside chance)とは区別して覚える
こうした前置詞句は、文の中では「修飾語(M)」として働きます。前置詞句が英文全体の中でどう位置づけられるか気になる方は、英語5文型の基本もあわせてご覧ください。
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