word(言葉)は/wəːrd/、sword(剣)は/sɔːrd/。どちらも「wor」という綴りを含みますが、母音の音がまったく違います。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
名詞
word
/wəːrd/R付き短母音
言葉
名詞
sword
/sɔːrd/R付き短母音
剣
聞き比べポイント:どちらも「wor」を含む綴りですが、wordとswordでは母音の音がまったく違うことに注目して聞いてみてください。
He didn’t say a word.
彼は一言も言いませんでした。
The knight carried a sword.
その騎士は剣を持っていました。
wordの「wor」は、wの後に続く「or」が例外的にR付き短母音(NURSE母音、/əːr/)になります。一方swordは、綴りに「w」がありますが、実はこの「w」は発音されない黙字(サイレントw)です。「w」の音が実際には存在しないため、wの例外パターンは働かず、for・cordと同じ標準のR付き短母音(/ɔːr/、オーr)になります。同じ「wor」に見える綴りでも、wが実際に発音されるかどうかで音がまったく変わる点に注意してください。
wordとswordのように、同じ文字を含んでいても発音がまったく違う単語は英語に数多くあります。こうした綴りのパターンや例外語を整理していくELM式 英語31母音スペリングマスター講座(全30回・約2ヶ月)もあります。まず母音そのものを整理したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

