soul(魂)は/soul/、foul(反則)は/faul/。同じ「ou」という綴りなのに、母音の音がまったく違います。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
名詞
soul
/soul/長母音
魂
名詞
foul
/faul/二重母音
反則(ファウル)
聞き比べポイント:soulは「オウ」、foulは「アウ」に近い音です。同じ「ou」という綴りなのに、音がまったく違うことに注目して聞いてみてください。
The music touched her soul.
その音楽は彼女の心(魂)に触れました。
The referee called a foul.
レフェリーはファウルを宣告しました。
foulの「ou」は、outやhouseと同じ、ELM式で二重母音と呼ぶ標準的なパターンで、/au/「アウ」という発音です。一方、soulの「ou」は同じ「ou」という綴りなのに、/ou/「オウ」(長母音)と発音します。母音字2文字続きの場合の、1文字目の長音読みのルールです。ですが、「ou」という綴りは、/ou/「オウ」の発音の方が例外的で、基本的には二重母音/au/「アウ」と考えます。/ou/「オウ」と発音する単語は、soulの他に、shoulder, poultryなどがあります。また、「ou」は、「ought」という綴りで、ought, boughtのように、/ɔː/ オーと伸ばす母音の場合もありますので、注意が必要です。
soulとfoulのように、同じ綴りでも例外的に違う音になる単語は英語に数多くあります。英語の母音全体をa・e・i・o・uの5文字を軸に体系的に整理して理解したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

