「as a teacher」「as a rule」「as usual」…。前置詞としての as は「〜として」という役割・立場を表すコアイメージを持ちます。as…as の比較構文や、as if/as though(あたかも〜のように)、as well as、as long as のような接続詞・副詞の用法ではなく、as が名詞(句)を直接とる前置詞用法だけを対象に、役割・立場、慣用表現・決まり文句を整理し、例文つきでまとめています。
前置詞 as の本質的なイメージ ― 〜として
前置詞の as は「ある役割・立場・資格を担っている」というのが核となるイメージです。like(〜のような、似ている)が「類似」を表すのに対し、as は「実際にその役割である」ことを表す点が大きく異なります(例:He works as a teacher.=実際に教師/He works like a teacher.=教師のように働く)。
ここから、実際の職業や立場を表す→役割・立場(as a teacher/as a witness)、そこからさらに意味が広がった、覚えておきたい決まり文句→慣用表現・決まり文句(as a rule/as usual/as of)、という構成でまとめています。
役割・立場を表す as のフレーズ
実際にその役割・立場を担っていることを表すグループです。
She worked as a teacher for twenty years.
彼女は20年間、教師として働いた。
As a parent, I want the best for my children.
親として、私は子供たちに最善のものを望んでいる。
He was called to testify as a witness.
彼は証人として証言するよう呼ばれた。
She now works as a consultant for several companies.
彼女は今、複数の企業のコンサルタントとして働いている。
Please accept this gift as a token of our appreciation.
私たちの感謝のしるしとして、この贈り物をお受け取りください。
慣用表現・決まり文句を表す as のフレーズ
役割・立場のイメージからさらに意味が広がった、覚えておきたい決まり文句です。
As a rule, the store closes at 9 p.m.
原則として、その店は午後9時に閉まる。
As a matter of fact, I was just about to call you.
実は、ちょうどあなたに電話しようとしていたところです。
Surgery should only be considered as a last resort.
手術は最後の手段としてのみ検討されるべきだ。
The road was closed, and as a result, traffic was heavy.
その道路が閉鎖され、結果として交通渋滞が発生した。
The plan benefits the company as a whole.
その計画は会社全体に利益をもたらす。
He arrived late, as usual.
彼はいつものように遅れて到着した。
The product is still in development and, as such, is not yet for sale.
その製品はまだ開発中であり、そういうものとして、まだ販売されていない。
As of today, the policy has changed.
本日時点で、その方針は変更されている。
まとめて覚えるコツ
- まず「前置詞の as=〜として」というイメージだけ覚える
- 「〜のような」と似ている like とは違い、as は実際にその役割・立場であることを表す点を意識する
- as…as の比較構文や as if/as well as/as long as のような接続詞・副詞の用法とは区別して覚える
こうした前置詞句は、文の中では「修飾語(M)」として働きます。前置詞句が英文全体の中でどう位置づけられるか気になる方は、英語5文型の基本もあわせてご覧ください。
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