cord(コード・ひも)は/kɔːrd/、word(言葉)は/wəːrd/。同じ「or」という綴りなのに、母音の音がまったく違います。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
名詞
cord
/kɔːrd/R付き短母音
コード・ひも
名詞
word
/wəːrd/R付き短母音(例外)
言葉
聞き比べポイント:同じ「or」という綴りなのに、cordとwordでは母音の音がまったく違うことに注目して聞いてみてください。
The lamp cord is too short.
そのランプのコードは短すぎます。
Can you spell that word for me?
その単語のスペルを教えてもらえますか?
母音字にRが付くと、母音の音が変わります。米国では、R付きの母音を「R-controlled vowel」、また、このR自体を「Bossy R」と呼んだりします。R付きの母音は、R付きをひとまとまりで捉えると分かりやすくなります。
cordの「or」は、「or」の標準的なR付き短母音で、/ɔːr/「オーr」(当て字)という音になります。一方、wordの「or」は、同じ綴りなのに例外的に、/əːr/「ァr」になります。wの後に続く「or」は、標準の/ɔːr/ではなく/əːr/になるという例外パターンで、word 以外にも work、world、worthなどが同じ仲間です。同じ「or」という綴りでも、直前の文字によって発音が変わることがある点に注意しましょう
cordとwordのように、同じ綴りでも例外的に違う音になる単語は英語に数多くあります。こうした綴りのパターンや例外語を1つずつ整理していくELM式 英語31母音スペリングマスター講座(全30回・約2ヶ月)もあります。まず母音そのものを整理したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

