out(外へ)は/aut/、oat(オーツ麦)は/out/。似たような綴りですが、母音の種類がまったく違います。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
副詞
out
/aut/二重母音
外へ
名詞
oat
/out/長母音
オーツ麦
聞き比べポイント:outは「アウ」、oatは「オウ」に近い音です。綴りは似ていますが、母音の種類が違うことに注目して聞いてみてください。
The cat went out through the door.
猫はドアから外に出て行きました。
This bread is made with oat flour.
このパンはオーツ麦の粉で作られています。
outの「ou」は/au/「アウ」という音で、ELM式で二重母音に分類しています(ELM式の分類では、二重母音は2つです)。/au/「アウ」のつづりは、ouとowです。ですが、この2つのつづりは、必ず「アウ」と発音するわけではないので、注意が必要です。一方、oatの「oa」は、母音字が2文字続くパターンで、最初の文字「o」のアルファベット文字の名前読み(長母音)になります。「o」の名前読みは/ou/「オウ」なので、oatは「オウ」というような音になります。これはsit/seatの「ea」やten/teenの「ee」と同じルールです。同じように母音字が2つ並ぶ綴りでも、ouは二重母音、oaは長母音、と扱いが違う点に注意してください。もちろん例外もあります。
outとoatのように、綴りが似ていても母音のルールがまったく違う単語は英語に数多くあります。英語の母音全体をa・e・i・o・uの5文字を軸に体系的に整理して理解したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

