grey(灰色の)は/grei/、key(鍵)は/kiː/。同じ「ey」という綴りなのに、母音の音がまったく違います。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
形容詞
grey
/grei/長母音
灰色の
名詞
key
/kiː/長母音
鍵
聞き比べポイント:同じ「ey」という綴りなのに、greyとkeyでは母音の音がまったく違うことに注目して聞いてみてください。
She painted the fence grey.
彼女はフェンスを灰色に塗りました。
I can’t find my key.
鍵が見つかりません。
母音字が2文字続く場合、基本的には最初の文字の名前読み(長音)になるというルールがあります(ea→e、ai→aなど)。yを母音字とみなすと、eyもこのルールに従えば最初の文字「e」の名前読み、つまり長母音e(/iː/)になるはずで、実はkeyはこの基本ルールどおりの発音です。ところが「ey」に関しては、grey、they、prey、heyのように長母音a(/ei/)になる単語の方が圧倒的に多く、こちらが実質的な標準パターンになっています。つまりkeyは、基本ルールには従っているものの、「ey」という綴りの中では少数派です。

