bit(少し)は/bit/、bite(噛む)は/bait/。語末の「e」だけで発音が大きく変わります。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
名詞
bit
/bit/短母音
少し・小片
動詞
bite
/bait/長母音
噛む
聞き比べポイント:biteの方が音が長く伸び、母音の質も変わります。まずは音の違いだけに注目して聞いてみてください。
I ate a bit of cake.
ケーキを少し食べました。
Take a bite of this apple.
このリンゴを一口食べてみて。
bitのようにCVC(子音+母音字1文字+子音)の形の単語は短母音になり、biteのようにCVC+e(語末に「e」が付いた形)になると、その前の母音字がアルファベット文字の名前読み(長母音)になります。今回の場合、「i」の名前読みは/ai/です。語末のeは、前の母音を短母音から長母音に変えるため、「マジックe」と呼ばれたりします。cap/cape、hop/hopeと同じ仕組みです。もちろん例外もあります。
bitとbiteのように、語末の「e」ひとつで発音がまったく変わる単語は英語に数多くあります。英語の母音全体をa・e・i・o・uの5文字を軸に体系的に整理して理解したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

