cap(帽子)は/kæp/、cape(マント)は/keɪp/。語末の「e」の有無だけで発音がまったく変わります。説明を読むより先に、まずは聞いてみてください。
名詞
cap
/kæp/短母音
帽子(キャップ)
名詞
cape
/keɪp/長母音
マント
聞き比べポイント:capeの方が音が長く伸び、母音の質も変わります。まずは音の違いだけに注目して聞いてみてください。
He is wearing a cap.
彼はキャップをかぶっています。
The hero wore a red cape.
そのヒーローは赤いマントを着ていました。
capのようにCVC(子音+母音字1文字+子音)の形の単語は短母音になり、capeのようにCVC+e(語末に「e」が付いた形)になると、その前の母音字がアルファベット文字の名前読み(長母音)になります。今回の場合、「a」の名前読みは/ei/です。語末のeは、前の母音を短母音から長母音に変えるため、「マジックe」と呼ばれたりします。これはseatのような「ea・ee」型とは別の仕組みです。もちろん例外もあります。
capとcapeのように、語末の「e」ひとつで発音がまったく変わる単語は英語に数多くあります。英語の母音全体をa・e・i・o・uの5文字を軸に体系的に整理して理解したい方は、ELM式 英語母音マトリクス完全マスター講座(全9章・約80分)もあわせてご覧ください。

