レアジョブ

オンライン英会話:レアジョブの研究

このページの目次

  1. レアジョブ英会話のコース

  2. レアジョブ英会話のレベル設定

  3. レアジョブ英会話のレベル別教材

  4. レアジョブ英会話の講師陣

  5. レアジョブ英会話のレビュー

  6. レアジョブ活用のポイント

レアジョブ英会話のコース

レアジョブには、大きく分けて3つのコースがあります。「日常英会話コース」、「ビジネス英会話コース」、「中学・高校コース」。以下、各コースの概要をまとめます。

レアジョブ英会話
コース 日常英会話コース ビジネス英会話コース 中学・高校コース
概要 レアジョブ英会話の基本コース。初めての英会話から海外旅行など、日常表現を広く学ぶコース。 特別なトレーニングを受けた認定講師とコース専用教材で、よりビジネスに特化したコース 特別なトレーニングを受けた認定講師とコース専用のグローバル教材で、4技能を強化。
料金プラン 月8回 毎日25分
価格(税抜) 4,200円/月 5,800円/月 9,800円/月
レッスン時間 25分
レッスン単価(税抜) 525円/レッスン 187円/レッスン 316円/レッスン
分単価(税抜) 21円/分 7.48円/分 12.64円/分
レッスン回数 8回/月 1レッスン/日
時間 6:00 – 24:55

「日常英会話コース」の「毎日25分プラン」を選ぶと、毎日25分のレッスンを受けることができるうえに、分単価が7.48円と最安値となります。格安携帯の通話料金(UQ Mobileなど)が1分40円のところ、なんと、その5分の1以下!インターネット料金は必要ですが、オンライン英会話を受講しなくても、今どきインターネットの契約はしているはずですから、スカイプ等の利用で通話料金は実質ゼロで、携帯の通話料金よりも安いというビックリ価格!コースの中では、「日常英会話コース」の「毎日25日プラン」を選ぶのが最もお得と言えます。

ただ、このレッスン単価や分単価は、あくまで、1ヶ月31日間、毎日レッスンを受講して初めて達成できる数字。せっかく毎日レッスンを受けることができるのに、さぼってしまえば、単価はどんどん高くなってしまいます。努力あるのみ!

レアジョブ英会話のレベル設定

レアジョブ英会話
RareJob LEVEL CEFR-J 内容
上級 Advanced LEVEL 10 C1 ネイティブに近いレベルです。
中級 High-Intermediate LEVEL 9 B2.2 流暢かつ正確な英語を話せます。
LEVEL 8 B2.1 英語での議論や会議をリードできます。
Intermediate LEVEL 7 B1.2 詳細な説明ができ、会議に難なく参加できます。
LEVEL 6 B1.1 興味のあることについて、会話が続きます。
初級 High-Beginner LEVEL 5 A2.2 身近なトピックで会話ができます。
LEVEL 4 A2.1 海外旅行に必要な英語を話せます。
Beginner LEVEL 3 A1.3 身近な話題について受け答えができます。
LEVEL 2 A1.2 自分や家族の簡単な紹介ができます。
LEVEL 1 A1.1 英語であいさつができます。お礼や謝ることができます。

初回無料体験レッスンの際に、レベルチェックが行われます。その診断結果を基にして、おすすめのカリキュラムや教材が紹介されます。

CEFR-Jという聞き慣れないものが記載されていますが、それについては、レアジョブのWebページで以下のように説明されています。

CEFRとは…

CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)は「ヨーロッパ言語共通参照枠」として知られ、語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格として、幅広く導入されています。また、CEFR-JはCEFRをベースに、日本の英語教育での利用を目的に構築された、英語能力の到達度指標です。レアジョブ英会話では、CEFR-Jに準じた独自の英語到達度指標を設定しています。日本人の英語学習者に比較的多い初級者・中級者のレベルを細かく分けることで、英会話力のレベルアップを実感しながらレッスンを受講いただけるレベル設定となっています。

https://www.rarejob.com/experiences/level/

また、CEFR-Jとは…

CEFR-Jは欧州共通言語参照枠(CEFR)をベースに、日本の英語教育での利用を目的に構築された、新しい英語能力の到達度指標です。CEFR-J の指標は、「言葉を使って何ができるか」ということを文章で明示する、can do という能力記述子(descriptor:デスクリプタ)を用いて記述されています。かつ、すべての項目をさまざまな調査結果を用いて検証したデスクリプタで構成されています。

http://www.cefr-j.org/cefrj.html

んんん…、この説明だけではよく分かりませんが、ポイントとしては、国際的な基準をレベル分けの考え方のベースにしているということですね。レベル分けの際の講師の傾向・判断にも影響されますし、ユーザーとしては、「内容」の部分の説明でざっくり理解するほかないです。

レアジョブ英会話のレベル別教材

レアジョブ英会話

レアジョブは学習教材がものすごく豊富です。レベル、コース、目的別に、さまざまな種類の教材が用意されています。先程紹介した英会話の「レベル」にしたがって教材が分類されています。

LV. 日常会話 ビジネス会話
ビジネス認定講師のみ 全講師対応
10   会話上級 実践ビジネスレベル10 Rarejob for Business上級
9   実践ビジネスレベル9
8 実用英会話レベル8 会話中級 実践ビジネスレベル8 Rarejob for Business中級
7 実用英会話レベル7 実践ビジネスレベル7
6 実用英会話レベル6 会話初級 実践ビジネスレベル6 Rarejob for Business初級
5 実用英会話レベル5 実践ビジネスレベル5
4 実用英会話レベル4 会話基礎 実践ビジネスレベル4 ビジネススターター
3 実用英会話レベル3 実践ビジネスレベル3
2      
1-2 スターター

レアジョブ英会話
LV. 目的別英会話 ディスカッション 文法 発音 TOEIC TOEFL
10   Daily News Article         TOEFLスピーキング
9   文法中級   TOEIC中級
8    
7      
6   Beginner News Article    
5   文法初級   TOEIC初級 TOEIC600点対策  
4 トラベル英会話      
3   発音      
2          
1            

このように、どの教材を使おうか迷ってしまうほど、レアジョブには、レベルに応じて学習教材が豊富に準備されています。

例えば、「Rarejob for Business初級」の中身は、全部で12チャプター、各チャプター(Chapter)に4つのユニット(UNIT)があるので、全48ユニットで構成されています。この48ユニットは、各個人のペースによりますが、通常、48〜96レッスンで終えるように設計されています。

ウェブで自分のレアジョブアカウントにログインすると、各教材にアクセスし閲覧することができます。「実践ビジネス」と「Rarejob for Business」は、「ビジネス英会話コース」を受講していないと教材を見ることができません。私は、以前は「ビジネス英会話コース」で主に「Rarejob for Business」を使っていました。今は通常コースに変えたので、ビジネス英会話教材を見ることはできません。

現在、私がレッスンで使用している教材は、「Daily News Articles」です。この教材はとても素晴らしい!時事問題に関する記事を読んでディスカッションするレッスンで、時事問題は、Business, Education/Family, Health, Human Interest, Lifestyle/Entertainment, Science/Environment, Sports, Technology/Innovations, Top Storiesの9カテゴリーに分けられ、話題のトピックの記事を講師と共に読みます。記事の中身を読む前に、”Unlocking Word Meanings”で、記事に使用されている5つの学ぶべき単語やフレーズを読み上げて、理解していることを確認した上で、記事を読み進めていくという手順です。25分という短い時間で消化するのに量が多すぎず、少なすぎず、新しいフレーズを学べ、記事の要約を作成する練習をしたり、意見を述べたり、スピーキングを鍛えるのにとても良いです。また、記事を読み上げたリスニング用の音声があり、Podcastなどで事前に聞いたりすることもできます。2017年3月以降のアーカイブにアクセスでき、過去に使用された教材も利用することができます。すごい点は、この記事が、1日1記事、日々増産されていることです!なんてプロダクティブ!

レアジョブ英会話では、会員登録(無料)すると、通常2回(1回25分)の無料体験レッスンと、日本人の専門カウンセラーのオンラインカウセリングを受講でき、どちらも無料で体験できます!

レアジョブ英会話の講師陣

アカウントにログイン後、レッスンの講師を選んで予約することができます。希望する講師の年齢(年代)、性別、受講したい時間で検索すると、該当する講師の一覧(写真付き)が表示されます。それぞれの講師の写真をクリックすると、講師のプロフィールページが表示されます。プロフィールには、

  • 講師名
  • 年代/性別/講師歴
  • (卒業)大学名 学科
  • 自己紹介(英文)
  • 日本語レベル(「話せない」など)

があり、講師の自己紹介の音声を聞くことができます。また、「講師メモ」の欄に、自分の感想(レッスン後などの)などをメモすることができます。また、その講師の8日間のスケジュールを確認できます。

講師はもちろんフィリピン人。英語が公用語として使用されているため、英語を話せる人がとても多く、全般的に英語力が非常に高いです。発音の訛りが少なく、我々日本人には聞き取りやすいです。

講師には、「特徴」を表すいくつかのタグが付いています。「初心者・初級者向き」「ビデオレッスン多め」「フィリピン大学在校・卒業」「実用英会話(コース対応)」「TOEFLスピーキング対応」「レッスンルーム対応」の6つのタグです。また、さらに詳しく検索する方法があり、日本語について「簡単な会話は可能」あるいは「日常会話が可能」な講師を検索することができ、大学の専攻学科、趣味(映画、音楽、読書、旅行、ペット、スポーツ、料理、テレビなど)、職業(教育/トレーナー、サービス、営業/マーケティング、管理/人事、医療、経理/財務など)で検索も可能です。

講師には、自宅からレッスンを行っている講師と、レアジョブのオフィスからレッスンを行っている講師(「センター講師」)がいます。センター講師の方が、レッスンの行い方に関して、よりトレーニングを受けている印象です。

また、気に入った講師を「ブックマーク」したり、相性の良くなかった講師を検索から外すこともできます。レッスンを受けていく過程で、「ブックマーク講師」を増やしていくと、予約がスムーズです。


レアジョブ英会話のレビュー

私は、2016年6月からずっとレアジョブ英会話を利用しています。これだけ長く続けられているのも、レアジョブの教育サービスの質の良さや、良心的な格安料金があってこそです。毎日少しでも英語を話す時間を確保することは、英語力を伸ばすにはとても大切だと実感しています。

レッスンを毎日受講するとコストパフォーマンスを最大限にすることができます。残念ですが、私は、これまでに1ヶ月間毎日受講できたことはありません。仕事が忙しくなったり、週末に用事が入ったりすると、「毎日」というのはなかなか難しいです。ですが、今後も、「1ヶ月間毎日レッスン」を目指します!

以下、レアジョブ英会話の良い点、課題点をまとめます。

良い点

講師数が多く、人材が豊富!… 講師陣が豊富で充実しています。学生から、20、30歳代の社会人、さまざまな職種を経験している中年層(40〜60歳代)と、年齢層の幅が広く、多くの選択肢の中から自分の関心や好みによって教師を選ぶことができます。ある程度社会経験のある教師を選べば、ビジネスなど深い内容の話も出来ますし、学術的な話であれば現役世代(学生)を選ぶこともできます。

非常にレベルの高い講師の存在!… レアジョブの講師陣の英語力、教授力、スキルのレベルは、さまざまです。ボキャブラリーやいろんな言い回しやフレーズを教えてくれる講師や、教え方やコミュニケーションがとても上手な講師もいれば、ある程度の英語力を持っている生徒にはもの足りない講師もいます。(初心者にはどの講師も十分です。)ネイティブであっても、英語が話せるだけで、言語としての英語をきちんと教えられない講師が多い中、ある程度の英語力の生徒の質問やニーズにも応えてくれる非常にレベルの高い講師の存在は大きいです。

学習教材が豊富!… 学習者のレベルや目的に応じて、豊富に教材が揃えられています。特に、その時々の社会的な出来事がわかりやすく紹介されるDaily News Articleは、毎日記事が追加され、政治、教育、科学、文化など幅広いトピックで使用される比較的難易度の高い単語やフレーズを学ぶことができます。新聞記事を読みやすくしたような内容なので、初心者にはちょっと難しいと思いますが、初心者向けにも、もちろん、多くの教材が準備されています。

料金が格安!… 「日常英会話コース」の「毎日25分プラン」を選ぶと、月に5,800円(税別)で毎日25分のプライベート・レッスンを受けることができます!(1ヶ月毎日受講した場合、分単価は7.48円!)こんな料金で質の高いプライベート・レッスンが受講できるなんて、オンライン英会話ならではです。 

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